 京都府の北端、美しい情景を残す丹後地方。
はるか2000年前は、日本の海の玄関口として大陸との交流で賑わったといいます。
この地方に残るいくつもの大古墳は、丹後王国と呼ばれるにふさわしい古代の繁栄ぶりを思わせてくれます。
 久美浜町の浜辺にある集落の跡地・函石浜(はこいしはま)遺跡で2000年前の古代中国の貨幣が発見されました。
これは「貨泉」と呼ばれ、西暦一五年頃の中国で造られたものです。
当時の人々は「貨泉」を宝物のように大切に扱っていたと考えられています。
 また大陸との交流を示すものとして古代中国の「陶けん」と呼ばれる土笛が見つかっています。
2000年の時を経て砂浜に響く土笛の音色・・・。
素朴な陶けんの音色が響く丹後の海に人々の目には大陸へと続く一本の確かな道が見えていたのかもしれません。
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